最近は窯のネタばかりになっていますが…今日も窯のお話。

「窯業の仕事は焼くまで分からない」それくらい窯業にとって”焼成”は肝心な部分。

問題なく原料が造粒できていたか、成形ができていたか、加工ができていたか、

すべての答えが焼成後にでます。

自分たちの仕事の　”答え合わせ”　が窯（焼成）になるんですね。

大量に不良がでてしまう…なんてことも中にはあります。出ない様に努めてはいますが…

 

それぐらい当社にとって重要な窯ですが、

今日は新設したシャトル窯に初めて製品を入れて焼成する”初窯の日”でした！

ピカピカの窯に火を入れていきます。

製品に不具合が出ないよう温度の上昇具合を細かく確認しながら、調整していきます。

東海アルミナでも約30年ぶりの初窯。

これから焼成回数を重ねることで傾向を見て、窯のクセをつかんでいきます。

同じように見える窯でもひとつひとつクセがあるので、

それがまた窯業のおもしろいところなんです♪